校章

六稜の北辰星章

 

 館林高等学校の校章は、「北辰星章」と呼ばれるものの一つです。「北辰」とは、北極星のことです。

 旧制中学校時代に、金沢にあった旧制第四高等学校(新制金沢大学法文学部と理学部の前身)へ進学した本校OBの増田連也氏が、創作したものです。第四高等学校の校章は「四稜の北極星」であり、それを参考にしたようです。

 


 



旧校章


 旧制中学校時代の校章は、北極星を六稜に図案化し、さらに館林はかつて「立林」と表記された時代があったことから、「立」という字と垂直に伸びる線で構成されていました。
 北極星は、常に天の極北にあり、太古から方角を教えてくれる重要な存在でした。このことから、北極星のように人々に指針を与える、社会に貢献できるリーダーになれという意味が込められています。

 


新校章

 戦後、新制高校として再発足するにあたり、中央に「高」の文字を配しました。それが、現在の館林高等学校の校章です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧校旗                     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現校旗

 

 旧校旗の写真はモノクロしか現存しておりませんが、色は「真紅」であったそうです。
 その色にした理由は、当時ほとんどの中学校旗が紫色であったので、特に目立たせるためということと、「熱血」を象徴するためでありました。

 現校旗は、昭和41年に新調されたものです。