本校は大正10年に創立された伝統ある男子高校です。令和3年には創立100周年を迎え、二万有余名に及ぶ卒業生は全国各地で活躍されています。
遊館林 新雪の 山遠し 沼ところどころ 佐藤春夫
昭和35年12月、佐藤春夫氏が館林を訪れ、その時の印象を詠んでくれています。城下町館林は非常に魅力的な土地です。館林城(別名「尾曳城」)築城は15世紀と言われていますが、徳川第5代将軍綱吉を輩出した地としても有名であり、現在は市役所や文化会館、図書館、向井千秋記念子ども科学館、田山花袋記念文学館、館林女子高校が跡地に立っています。たくさんの沼にはそれぞれ物語があります。城沼周辺(つつじヶ岡公園)の景色はいつの季節(梅・桜・水仙・躑躅・紫陽花・菖蒲・花ハス・彼岸花)も素晴らしいですが、春桜の季節は壮観です。
そんな歴史とロマンの町、館林で硬派の高校生活を送ってみませんか。生徒たちは男気にあふれ、校歌や応援歌を大きな声で歌う姿は感動を与えてくれます。部活動も活発であり、特にレスリング部・ボート部は全国大会の常連です。共に切磋琢磨し、お互いを高め合う友人達との出会いがあるでしょう。自らを向上させようという意欲に満ち、文武両立をめざして努力する、硬派の「男の子(おのこ)」を求めています。
本校ならではのもの
一 広大な敷地(68,724㎡)と※松林
二 正門前の22本の※桜並木
三 北極星になぞらえた校章(昭和23年~)
四 萬葉植物園(昭和33年完成)
五 詩人・小説家佐藤春夫氏作詞の新校歌(昭和36年制定)
六 強歩大会(昭和54年~)
七 復活した「大賀蓮」(平成24年)
八 アメダス設置(平成30年)
※ 松林と桜並木は風雪・虫害等による倒木落枝の危険性が高まったため、令和3年の
100周年記念事業として伐採・植え替えを実施しました。
ここに、君自身の「本校ならではのもの」を追加してみませんか。館林高校は君を待っています。
校長 委文 義之